はい。そうです。

「白」や「黒」といったベーシックなボディーカラーの車は、ピンクや黄色といった派手な色の車よりも高く売れます。

その理由ですが、買い取る側は誰かに売るために車を買い取るからです。車を売るためには買ってくれそうなお客さんができるだけ多いほうがいいですよね。

黄色やピンクといった派手な色の車を好むひとたちはどういう人でしょうか？１０代から２０代の若者ではないでしょうか？

ピンクの車は「かわいい」と若い女性からは思われるかもしれませんが、中年の方々やご年配の方々は「私には派手すぎる」と敬遠するのではないでしょうか？

「白」や「黒」、あるいはシルバーやパールホワイトといった基本的、無難なボディーカラーは誰が乗っても問題ないですので、好まれる年齢・性別に偏りがありません。

これらの色は、流行やトレンドというものに関係ありません。常に一定の人気があります。

「今年はピンクが人気だ」、「トレンドは赤だ」、「今の最先端はゴールドだ」。。といっても、来年にはそれらの色の人気は落ちているかもしれないのです。

売る側から見ると、買い取った時点では人気の色なので高く売れるかもしれないけれど、来年にはどうなるかわからない。とすれば、値段を下げて売らなければならないというリスクがある分、買い取る時は値段を低くしたいと思います。

例外は、若者向けの車やスポーツカーです。これらの車については他の色が人気であることが多くなっています。

最初から派手なことを好む若者をターゲットにした車で、彼らの嗜好にあったボディーカラーが人気があるからですね。