はい、そうです。
新しいクルマに買い換えるときに、今までに乗っていた車を売るときは、ディーラーに売るのが一番ラクでしょう。このように、ディーラーで新車を購入する代わりに、今まで乗っていたクルマをディーラーに売ることを下取りといいます。営業担当者にめんどうな事務などもいっさいお任せできます。
具体的に「なぜ」、「ラク」なのかというと…。次の3つが挙げられます。
ひとつめは、訪問する場所が一箇所で済むことです。
一ヶ所で用事がすべて終わってしまいますので、お忙しい方には大変ありがたいでしょう。これに対して複数の買取業者に見積もりを依頼するような場合には、何人もの査定士に自宅に来てもらったり、あるいは買取業者の複数のお店に訪問しなくてはならなかったりと、何かと手間のかかる話になります。
2つめは、新しい車が納車されるまでのあいだに車が無い期間が無いこと。
ディーラーに下取りしてもらう場合は、新しい車が納車されるまで今まで乗っていた車をそのまま運転することがあります。これに対して、買取業者では「車無し」期間ができてしまう場合もあります。中には、代車サービスをしている業者もありますが、すべての業者がそうではありません。
そして3つ目は、下取りに出す車にローンが残っている場合に、ディーラーでファイナンス会社を紹介してくれることです。ディーラー以外で購入した場合、自分でファイナンス会社を見つけてローンの交渉をしなくてはなりません。ディーラーの紹介ですと、こういった煩雑な手間はなくなります。
このように「ラク」になる代わりに、価格的には不利になることが多いです。ディーラーへ下取りに出す場合は、買取専門業者に買い取ってもらう場合よりも査定価格が低くなることが多いですし、買取業者では査定金額がつく車でもディーラーではつかないことがあります。
車を高く買い取ってもらうことを重視するか、それとも、手間を省くことを重視するかでディーラーに下取りしてもらうかどうかを選べばいいですね。