いいえ、必ずしもそうではありません。
確かに、買取業者にクルマを売却する場合には、即時引き渡しが原則になりますので、次のクルマが納車されるまでの間に「クルマ無し期間」ができてしまい、通勤や買い物などが不便になってしまうこともあります。
特に、次の車が人気の車種ですと、納車まで3ヶ月程度かかってしまうことも珍しくありません。この間、代わりのクルマがないと、かなり長期間クルマがない状態で過ごさなければならない場合もあります。

しかし、最近は多くの買取業者が、代車を貸し出すサービスを提供しています。業者によっては、長期間の貸し出しに応じてくれることがありますし、ディーラーでの下取りと同じように、次の車が納車されるまで乗り続けることが出来るサービスを提供していることもあります。

買取店に代車をお願いするタイミングは、査定の段階で言う必要はありませんが、あまり遅すぎると代車の準備が間に合わなくなる場合もありますので、査定で高値を付けてくれた会社には、代車の必要があることを伝えておきましょう。

また、納車までの期間が長く、買取業者が代車を貸してくれる期間がそれより短い場合ということがあります。
たとえば、納車までの期間が2ヶ月あり、買取業者が代車を貸し出してくれる期間が1ヶ月しかなく、このままでは「クルマ無し期間」が1ヶ月できてしまう。という場合です。

このような時は、新しいクルマを購入したお店に相談してみましょう。彼らも代車の貸し出しに対応してくれることが多いです。

ディーラーで下取りに出す場合は、納車までの間は乗っていたクルマに乗り続けることができるのであまり知られていませんが、ディーラーも代車貸し出しサービスを提供しています。
買取業者にクルマを売って、ディーラーから新車を買う人の中には、最初からディーラーから代車を借りる人もいます。

あなたは、クルマを買い取ってもらう買取業者にとっても、新しいクルマを購入するお店にとってもお客様という立場なのですから、困ったことがあったら気軽に相談してみましょう。