買取業者でクルマを売るときのメリットは、主に3つあります。
ひとつめのメリットは、買取価格に関するメリットです。
クルマを売るときに、ディーラーに下取りに出す場合よりも、高い値段で買ってもらえることが多いことです。
その理由は、買取専門業者は、買取をした車の再販売力に強みがあるからです。中古車流通が専門ですから、短期間に販売できる販売網を整備しています。
また、有名買取専門業者は、必ず古物商の認可を受けており、自社販売網だけでなく、業者間オークションで車を売却できます。一度に大量に出品することで、中間コストをカットすることも可能です。
買取業者の中には、海外輸出や部品市場への独自ルートを持っている業者もいます。
そのためディーラーで査定金額がつかないような低年式の自動車や事故車なども、こうしたルートで再販売できますので買取が可能です。この点は、ディーラーにはない強みです。
さらに、ディーラーでは、査定のときに評価してもらえないような社外パーツを、買取専門業者なら査定のときにプラス評価をしてくれることがあります。ディーラーは装備品については純正品しか評価しませんが、買取専門業者は、装備品やオプションを市場での人気で評価しますので、人気のあるものであれば高く買い取ってくれる可能性があります。
2つめのメリットは、名義変更などの事務手続きなどを代行してもらえることです。
個人売買やオークションする場合との比較になりますが、個人間で取引をする場合は、名義変更がなされず、クルマを売ったあとに自動車税の請求書が送付されたというようなトラブルが起こることがあります。
しかし、買取業者は自動車のプロなので、そういった手続きは全部やってくれます。自分でやる必要はないですし、変なゴタゴタに巻き込まれる心配もありません。
3つめのメリットは無料で出張査定をしてもらえることです。
無料出張査定のいいところの一つは、店舗に出向かなくても自宅にいて査定が受けられることです。
査定時間中は、車販売会社で査定を待つような退屈な時間を過ごすことはなく、自宅でのんびり待つことができるので、何社から査定してもらっても全く苦になりません。
紹介してきましたようにメリットの多い買取専門業者ですが、複数の業者に見積もりを依頼することでさらに高くクルマを売ることができるようになります。インターネットの一括査定サービスを利用し、できるだけ高くクルマを売りましょう。