はい、オークションに限りませんが、インターネット上での売買は写真が非常に大事です。
特にオークションはプロから個人まで誰でも参加できるところです。言い換えれば、ディーラーや買取業者といったプロから車を買うより安心感が低くなるというところです。
買い手が出品されているモノの良し悪しを判断するための材料は、まずは写真しかありません。
車にかぎりませんが、モノを買いたいという人が何かインターネットで買い物をするときに、ピンボケしている写真や手振れしている写真、妙に暗い写真を見て、そこから買い物をしたいと思いますか?
きっと思わないでしょう。
それでは、売り手がオークションの写真を掲載するときに気をつかわなければならない点は何でしょうか?
まず、たくさん写真を掲載しましょう。車のようにサイズが大きい被写体を2枚や3枚の写真で買い手に判断させるのは非常に難しいことです。
オークションによっては無料で掲載できる写真の枚数に制限がありますが、サーバーを借りればたくさんの写真を販売ページに掲載することができます。サーバーを借りるためには費用がかかりますが、できればサーバーを借りてたくさんの写真を掲載しましょう。買い手からの信用を高めることができます。
次に、キズやヘコミなど、都合の悪い写真も掲載しましょう。こういった写真は買う側に敬遠されることを恐れて掲載することをしない出品者もいますが、買いたいという意欲の強い人は実際に見に来ますので、写真にないキズやヘコミなどを見つけるといっぺんに信用を失ってしまいます。
そしてできれば、写真撮影のテクニックを勉強して、光の当て方やアングルなどを工夫してみましょう。オークション参加者の中には、高いレンズを使ったり、光を調節するためのレフ板を使っている人もいます。
オークションの世界では写真のよしあしで落札価格が数万円違ってきます。常に買い手の視点を忘れずに,
たくさん写真をとって、ベストの写真を掲載しましょう。